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このドキュメントでは製品のインストール手順を、次のように分類して説明しています。
共通の注意事項 | : | ホストに依存しない共通の注意事項を説明しています。 |
Linux版のインストール | : | ホストがLinuxの製品のインストール手順を説明しています。 |
Windows版のインストール | : | ホストがWindowsの製品のインストール手順を説明しています。 |
製品に関するリリース情報はパッケージをインストールしたディレクトリ内のinfo/ディレクトリにHTML形式で格納されていますので、お使いのWebブラウザで必ずご熟読下さい。
また、当社のホームページ http://www.adac.co.jp でも最新のリリース情報やインストールでのトラブルに関するFAQがご覧頂けます。
この info/ ディレクトリには、インストールされている製品および製品レベルが判るように特別なファイルを格納しています。このファイル名の下位6桁の数字は製品のリリース番号をそれぞれ2桁で表しています。
(例) ide-XXX-090000.lst ; IDE for XXX Release 9.0.0
さらに、このinfo/ディレクトリには電子メールによるテクニカルサポート用のテンプレートファイルも格納されていますので、技術的なお問い合わせの際にご使用下さい。
旧バージョンからバージョンアップをする際、同一のディレクトリにインストールする場合は、あらかじめ旧バージョンを全て削除した上でインストールして下さい。削除を行わずに上書きインストールを行うと誤動作の恐れがあります。
インストールメディア(DVD)には、MULTI IDEと、コンパイラ及びGHProbeソフトウェアが含まれています。IDEと、コンパイラ及びGHProbeソフトウェアは異なるディレクトリにインストールされます。これら2つのインストールディレクトリは、IDEから適切なツールが起動できるよう、関連付けられます。この関連付けは、IDEから別のコンパイラを使用するよう、ソフトウェアの再インストールをすることなく変更できます。
コンパイラとGHProbeソフトウェアは分離してインストールすることはできません。また、どちらか一方のみをアンインストールすることはできません(一緒に削除されます)。
IDEは、1つのコンパイラ及びGHProbeソフトウェアインストールディレクトリを関連付けます。デフォルトでは以下のように関連付けます:
現在、IDEがどのコンパイラ及びGHProbeソフトウェアに関連付けられているのかを確認したい場合、IDEのインストール先\gcomplinkを実行してください。
また、IDEに関連付けられているコンパイラ及びGHProbeソフトウェアを変更したい場合、以下の手順でご変更ください。
IDEのインストール先\gcomplink IDEがインストールされているディレクトリ コンパイラがインストールされているディレクトリ(注1)
例)C:\ghs\multi_xxx\gcomplink.exe C:\ghs\multi_xxx C:\ghs\comp_xxxxxx
(注1)相対パスでの指定が可能です。IDEのインストールディレクトリを起点にパスが解決されます。
注意)互換性があるバージョンを関連付けてください。
パッケージをご利用する前に、クライアント側にて下記の環境変数の設定をする必要があります。
% setenv GHS_LMWHICH ghs
ライセンス対象のプログラムを実行する際にライセンスマネージャとの通信をブロードキャストにて行おうとしますが、ルータやその他の要因でサーバホストの特定ができない場合があります。その場合、環境変数 "GHS_LMHOST" をクライアント側にセットして頂く必要があります。
変数:GHS_LMHOST 値 :@{サーバ名 もしくは IPアドレス} (例) setenv GHS_LMHOST @myserver
インストーラ及びGHSツールは32bitの共有ライブラリを必要とします。
注意) 複数のアーキテクチャ向けパッケージ(例えばARMとPowerArchitectureなど)を同一ディレクトリにインストールする場合、下記「複数アーキテクチャ向けパッケージを同一ディレクトリにインストールする場合の注意点」もご参照ください。
これで製品のインストールは完了です。次項の「Linux版のライセンス設定手順」にお進み下さい。
既にインストール済みのIDEやコンパイラ及びGHProbe向けソフトウェアがあり、さらに別のアーキテクチャ向けのパッケージをインストールする場合の注意点を示します。
注意) 同一ディレクトリに複数のアーキテクチャ向けコンパイラ及びGHProbeソフトウェアをインストールする場合、オンラインヘルプに貼られているアーキテクチャ向けマニュアルへのリンクをクリックした際に、意図しないアーキテクチャ向けマニュアルが表示されることがあります。
以下の手順で、ライセンスユーティリティのみのインストールが可能です。
弊社が提供する製品には、プロテクトが設定されており、インストール後に必ずライセンスの設定が必要です。
この製品のライセンスは、LANカード(ボード)のMACアドレスを利用していますので、LAN機能が搭載されていることをご確認の上、下記の要領でライセンスファイルを入手していただき、ライセンスの設定をしてください。
(例) % cd /usr/GHS/MULTIインストールDIR
(例) % ./licinfoj.sh `psw`
アジア圏で購入した場合: license@adac.co.jp
それ以外で購入した場合: license@ghs.com
フローティングライセンスにて、サーバマシンのリブートでライセンスマネージャを自動起動する場合、下記コマンドを起動するようにシステム設定してください。
自動起動の設定をしない場合、リブート後に手動にて下記コマンドを起動してください。
ライセンスマネージャの 'lic_lm' をバックグラウンドで起動します。
(例) % lic_lm &
ライセンス関連の詳細な使用方法については、「MULTI: Licensing」 (license.pdf) をご覧ください。
[ 共通項目 ]
Windows 98/Me/NT/2000 は非サポートとなります。 サポートOSの詳細はパッケージに同梱されているリリースノートをご参照ください。
パラレルポート用ドングルは非サポートとなります。 MULTI V6 以降にアップデートする場合は USBポート用ドングル に交換する必要があります。
アドミニストレータ権限が存在する Windows にてインストール・アンインストール作業を行う場合、アドミニストレータ権限を持つユーザにて行って下さい。
パッケージをご利用する前に、クライアント側にて下記の環境変数の設定をする必要があります。
ライセンス対象のプログラムを実行する際にライセンスマネージャとの通信をブロードキャストにて行おうとしますが、ルータやその他の要因でサーバホストの特定ができない場合があります。その場合、環境変数 "GHS_LMHOST" をクライアント側にセットして頂く必要があります。
変数:GHS_LMHOST 値 :@{サーバ名 もしくは IPアドレス}
「コントロールパネル」->「システム」->「環境」で下記の環境変数を設定してください。 変数:GHS_LMWHICH 値 :ghs 変数:GHS_LMHOST 値 :@{サーバ名 もしくは IPアドレス} (例) @myserver もしくは @192.1.2.3
[ ドングルを使用したノードロックライセンスの場合 ]
[ Windows XP SP2 以上をインストールした場合 ]
ツール起動時に、「Windows セキュリティの重要な警告」ウィンドウが表示され、プログラムの実行をブロックするかどうかを選択するウィンドウが表示されることがあります。この場合「ブロックを解除する」を選択してください。
[ Windows XP/Vista/7... でライセンスマネージャを起動する場合 ]
ライセンスサーバが使用するポートを利用可能とするため、以下の設定を行ってください。
注意) 複数のアーキテクチャ向けパッケージ(例えばARMとPowerArchitectureなど)を同一ディレクトリにインストールする場合、下記「複数アーキテクチャ向けパッケージを同一ディレクトリにインストールする場合の注意点」もご参照ください。
既にインストール済みのIDEやコンパイラ及びGHProbe向けソフトウェアがあり、さらに別のアーキテクチャ向けのパッケージをインストールする場合の注意点を示します。
注意) 同一ディレクトリに複数のアーキテクチャ向けコンパイラ及びGHProbeソフトウェアをインストールする場合、オンラインヘルプに貼られているアーキテクチャ向けマニュアルへのリンクをクリックした際に、意図しないアーキテクチャ向けマニュアルが表示されることがあります。
以下の手順で、ライセンスユーティリティのみのインストールが可能です。
弊社が提供する製品には、プロテクトが設定されており、インストール後に必ずライセンスの設定が必要です。下記の要領でライセンスファイルを入手していただき、ライセンスの設定をしてください。
ドングルを使用したライセンスの場合のみ、ライセンス発行要求を行う前にあらかじめ以下の項目を確認および実施して下さい。
パッケージの構成によって、MULTIまたはライセンスユーティリティのインストール先ディレクトリに格納されているドライバのインストーラ(インストール先DIR\adac\〜)は、dpinst.exe か drvinst_launcher.exe のいずれかになります。
dpinst.exe の場合は、DOSプロンプトから dpinst.exe を実行してください。
(例) DOS> cd C:\GHS\MULTIインストールDIR\adac\winXX DOS> dpinst.exe
drvinst_launcher.exe の場合は、DOSプロンプトから drvinst_launcher.exe を /i もしくは /I のオプションを指定して実行してください。
(例) DOS> cd C:\GHS\MULTIインストールDIR\adac\USBDrivers DOS> drvinst_launcher.exe /i
drvinst_launcher.exe でインストールしたドライバのアンインストールは /u もしくは /U オプションを指定します。
(例) DOS> drvinst_launcher.exe /u
製品コンポーネントをインストールしたフォルダの中にある「hostid.exe」をDOSプロンプトから起動して下さい。
実行後の表示が「ID(K):0x....」と表示されていれば正常に認識されております。
(「ID(K): Can't access authorized key.」と表示された場合、本書の「ドングルが認識できない場合の確認方法」を参照してください。)
ライセンスの設定手順:
もしドングルをお持ちの場合、PCに接続してから次の操作にお進みください。
(例) | DOS> cd C:\GHS\MULTIインストールDIR |
DOS> licinfoj.bat |
アジア圏で購入した場合: license@adac.co.jp
それ以外で購入した場合: license@ghs.com
(注意)
PCが Windows Vista 以降の場合、'mlmadmin.exe' のアイコンを右クリックし、「管理者として実行」を選択して起動してください。
フローティングライセンスにて、サーバマシンのリブートでライセンスマネージャを自動起動する/しない、またはサービスの停止/開始を設定する場合、下記の操作をしてください。
(ライセンスのインストール後は、ライセンスマネージャのスタートアップ種類は「自動起動」、サービスの状態は「開始」になっています)
ライセンス関連の詳細な使用方法については、「MULTI: Licensing」 (license.pdf) をご覧ください。
「hostid.exe」を起動し、「ID(K):0x....」と表示されない場合の確認項目を説明します。(各項目を1.から順に確認してください。)
正しく接続されているかを確認してください。
Windows 7をお使いの場合、USBポートにドングルを接続しても、「デバイスドライバーソフトウェアは正しくインストールされませんでした」というバルーンメッセージが表示されることがあります。このような場合には、以下の手順で、ドライバソフトウェアの更新を行ってください。
上記確認方法で解決できない場合、弊社WEBのFAQをご覧ください。
以上