INTEGRITYでは「分離カーネルアーキテクチャ」を採用しており、カーネル空間と個々のユーザ空間(仮想アドレス空間)は、完全に分離されています。カーネル空間は、他の仮想アドレス空間内のタスクから完全に保護されていますので、ユーザタスクからどのような不正アクセスがあっても、カーネルは正常に動作を続けることができます。
また、独自のメモリ割り当て機構により仮想アドレス空間ごとのメモリリソース割り当てを保証していますので、あるメモリ空間がメモリを使い切っても、他の仮想アドレス空間やカーネル空間は一切影響を受けません。