INTEGRITYではオプションとして、航空機で使用されるARINC-653規格に準拠したパーティションスケジューラが用意されています。
パーティションスケジューリング ※画像クリックで拡大図を表示このスケジューラにより、アドレス空間に対して前もって設定した(周期的な)タイミングと長さのCPU時間が、必ず提供されるようになります。
そのため、他のタスク状態に関わらず、そのアドレス空間内タスクの(周期的な)実行が保証されます。
つまり、あるアドレス空間にバグや悪意のあるコードが存在しても、あるいはウィルスやハッカーが侵入しても、他のアドレス空間内のタスク実行に影響を与えることはありません